旅館業法改正で「カスハラ客」の拒否が可能に 「お客様は神様」脱却チャンス、現場は歓迎
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これまでも何度かコメントしてきましたが、私は「お客様は神様じゃないのか!?」と言ってきた人には、全て「いいえ、お客様は人間です」と返してきました。
それで本部に電話してクレーム入れた人もいましたが、その人は、弊社全店永久利用禁止処分となりました。
当たり前ですが、自分から神様を名乗る人は、ロクな人ではないです。
そして、そのようなカスハラをしてくる人は、来店してきた雰囲気を見たら大体分かります。普段からおかしいということです。
また、今までも宿泊拒否は出来なくても、お帰り頂くことは出来るので、宿泊代を全額返金してお帰り頂いたことは何度かあります。
法改正されれば、正当な理由で迷惑客の宿泊拒否ができるようになるので、非常にありがたいですね。
立場がようやくフェアに近づいてきた気がします。
ちなみに障害者団体が懸念しているとのことですが、過去に何度か車椅子利用の方がお泊まりされた事がありますが、自分が障害者である事をたてにして、ああしろこうしろと無理難題を押し付けて、お断りすると「障害者差別だ」と騒いだ人がいました、参考までに。三波春夫の『お客様は神様です』という言葉は本当に日本をダメにした戦後最悪な言葉の一つ。
昭和世代がこの言葉を真に受けたために、日本の消費行動・思考がおかしくなった遠因と思います。
崇高な理念があったと解説する人もいますが、客ウケのいい言葉で聴衆に媚びを売っていた側面のが強いのが実情でしょう。
本来、売主と買い手は金銭価値の交換を通じて対等な取引立場であり、お互いを尊重するのが人間として当然のこと。
お客様だから神様だなんてことは無いです。不要な客は不要。当たり前のこと。
ちなみに、母親がラジオ関係の仕事をしていましたが、三波春夫氏は会ってきた芸能人の中でもかなり横柄で感じの悪い芸能人だったといつも言ってました。崇高な理念だったとしても、その人間の中身は残念なものだったのかもしれません。あの時代のスターなので表舞台に出るストレスも相当なもので仕方なかったのかもしれませんが。
『お客様は神様です』なんて綺麗事を言う人は、パワハラ気質の人も多いと経験的にも感じます。
こんな言葉はもう捨て去りましょう。宿泊業のみならず、空港スタッフや駅員への過剰なサービス要求や叱責している姿を見ると、一体何様のつもりなんだろう…と悲しくなります。
と同時に、これまで事業者側が過剰にサービス提供してきたが故に、このような客の「甘え」を助長していることも否めず、これをきっかけにサービスの適正化が図られていくと良いと思います。