持ち家と賃貸、損をするのはどちらか…お金のプロが出した「老後に後悔しない住まい」の最終結論
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一種の究極な質問?ってところでしょうか。
持ち家と賃貸、損をするのはどちらかと言う質問には、多くの要素が関わってきます。例えば、物件の場所、購入価格、賃料、ローンの利息率、維持費、税金、資産価値の変動など。
各それぞれの記事を見てみました。
▶︎SUUMO(https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/sumai_nyumon/hikaku/mochiie_chintai/)によれば、家を買うと資産になりますが、賃貸の場合は資産にはなりませんが、状況に応じてフレキシブルに引越しが可能であり、どちらが合っているかは自分自身で判断する必要があるとのこと。
▶︎日本経済新聞(https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00247/022200004/)によれば、前提条件をどうするかによって結果が大きく異なり、持ち家と賃貸のどちらが経済的に得かは断言できないとのこと。住宅ローン完済後の住居費が抑えられるというメリットがある。
▶︎オウチーノ(https://o-uccino.com/front/articles/47374)では、賃貸と持ち家のどちらが良いのかは、様々な視点から比較することが大切と述べられている。それぞれのメリットデメリットは人によって変わることもあり、これらの情報を基に、あなた自身のライフスタイル、経済状況、将来の計画などを考慮に入れて、持ち家と賃貸のどちらが最適かを判断することをお勧めしますとのこと。
一概にこっちの方が得!!損!!と言うことを決めるのは難しい気がします。
しかし、老後まで財産として残るのは、持ち家ですが、、持ち家では固定資産税や修繕費がかかりますが、それでもコスト面では持ち家が有利です。「家主は賃貸料に経費を差し引いた後の利益を乗せて貸しているから」が理由です。
しかし持ち家の場合、購入時に不動産会社への仲介手数料と登記費用がかかるほか、場合によっては不動産取得税、さらにローンを使う場合は、ローン関係の費用・金利が別途乗ってきますので、購入と売却を短期間に繰り替えす方は、逆に持ち家がコスト面で不利になります。
一般には持ち家が有利ですが、持ち家で大きく損をするケースは、リスク管理に失敗し、ローンが払えなくなるなど急に売却する必要が出てきた場合です。悪条件を呑んで売却することになるため、物件の相場に対して大幅に不利な売却になることが多いと思います。
所有物件の下落のリスクと上昇の恩恵はともにあります。00年代の半ばに都市部に住宅を買われた方は、住んだ上、買った値段より高く売れるケースが多く発生しているはずです。逆に、賃貸のコストは一般に高いものの、急な引っ越しの必要など「住み替え」にかかる費用が一般に安いため、定住が望めない場合には相対的に有利だと思います。また、社宅として賃貸の家賃を出せるような企業経営者や従業員にとってメリットが大きい場合があります。
高齢や障がいを伴った場合は、賃貸物件そのものが見つかりにくく、そのことへの対処として持ち家にしてリスク管理を行うことは有効だと思います。ただし施設に入らないといけないレベルになると持ち家を売る必要から、逆に不利になります。
他の視点としては、賃貸物件の場合、釘を打ったりすることにも了解が必要だったりと物件に対する自由度は相当に損なわれます。持ち家の場合、住環境が好みでないなどの場合でも簡単に引っ越せないなどの違った種類のリスクはあると思います。
あくまで一般論ですが、移動や転職の可能性が少ない場合は、下落リスクの少ない中古の持ち家をお勧めすると思います。読めない場合は賃貸を選ぶのが良いのではないでしょうか。売買でも賃貸でも、しっかりウォッチングしていれば、ごくまれに値打ちのある(=価格下落リスクの低い)物件に出会えます。
不動産売買の経験からは、上記が結論です。一律にどちらが良いとは言えず、生活スタイルにより有利不利が相当にかわってくると思います。結果的に良かったか否かについては運に左右されます。この手の記事で最終結論が出ることってほぼないんですけど、結構頻繁にこのテーマの記事は出ますね。
ちなみに値上げを通告された場合に無条件に応じる必要は無いので、その点は記事の内容に違和感を持ちました。
https://www.techtopia.jp/blog/26331/