米株式ファンドから30億4000万ドル流出、FRB利上げ見通しで
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注目のコメント
来週の利上げは確実視されていますから、このタイミングでの資金流出は政策金利のHigher & Longerを意識してのことかも知れません。尚、米国の景況感は四半期次のGDPでは後追いとなり、ISM景気指数なども1ヵ月遅れです。その点、NY連銀が公表しているWeekly Economic Index(WEI)をみて下さい。 https://www.newyorkfed.org/research/policy/weekly-economic-index#/interactive
週次で米国の景況感を捕捉することができます。これによれば、米経済は既に今年底入れし、直近では上向く兆しすら見て取れます。金利を5%上げても景気が十分に失速しない。金融政策当局者からみれば悩ましいところです。ファンドからお金が流出しているのに株価指数は上がるっていうダイバージェンスが「鬼より怖い2番天井」の兆しの一般的な特徴でもある。
シンガポール上場の米国オフィスに投資するREITがえらいことになっている。同じことが米国市場でも相次ぐことはもはや不可避でしょう。嵐の予感かな。
REITに絡む制度や仕組みが危機を増幅させるっていうこともポイントやね。
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