【秘録】Threadsの先。「グローバル・コミュニティ」構想
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Threadsのリリースで、Facebook/インスタの内部抗争、そして同社とTwitter社の微妙な関係を明らかにした調査報道本『インスタグラム:野望の果ての真実』が、いま再び注目を集めています。同書からThreadsの背景とも言える部分をお届けします。
著者のサラ・フライヤー記者は最近の記事でも、Facebook(Meta)は長年、競合アプリを模倣することで成長してきたこと(ストーリーズはSnapchatの、リールズはTikTokの、そして無論ThreadsはTwitterのコピー)、このこととザッカーバーグの「アプリのファミリー」構想は、彼が夢見る「1つのグローバル・コミュニティ」につながると指摘しています。
Everything App(万能アプリ)としてのXを構想するマスクと、究極のソーシャルネットワークを構想するザッカーバーグ。今また大きくアクセルを踏みこんだ両者から目が離せません。
https://www.amazon.co.jp/dp/4910063188インスタグラムもワッツアップも「金は出すけど、口は出さない」という条件でフェースブックに買収されたはずが、いずれもフェースブックに取り込まれ創業者たちは離れています。「シストームはうまくやりすぎた」ためザッカーバーグ嫉妬されたという声もあります。インスタグラムのホームページにfrom Facebookが追加されたのが2019年8月。その後もインドをはじめ次々と投資、M&Aをしていますが、まだ結果は出ていない状況。
Threadsも生成AIもそうですが、 Cambridge Analyticaで徹底的に叩かれたことがトラウマになっていて、今一つ振り切れていないように見えます。