「リケジョは結婚できない」か、偏見払拭急ぐ日本
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「リケジョ」という言葉がナンセンスですし、そもそも「結婚」が前提であること、そして「できない」ことがなぜダメなのでしょうか。
女性は数学が苦手、女性は理数系に進んだら苦労する、男性脳女性脳があるから、、これらはいったい何の根拠があるのか不思議に思います。
理系と文系に分かれているのは日本特有です。明治時代、理系は設備投資が必要なため振り分けて学生の数を制限したことから始まっていると言われています。
学費も高いことから、理系大学に行けるのは男性でしかも限られていました。そしていまだにその考え方が蔓延っているのです。
決めつけや押し付けの積み重ねが、他の国よりもひどい日本。
今、私たちがDEIを推進していて”多様性”が大事と言っていても、結局、多様性が見えないことには、多様じゃないと感じてしまいます。
言葉だけ浸透しても、本質が変わらないことにはだめなんですよね。「リケジョは結婚できない」なんていう記事が出るのは、先進国で日本ぐらいではないでしょうか。毎年発表されるジェンダーギャップ指数が、日本は先進国で最下位なのも現実です。
思い込みだらけの世の中を変えていくのは、現役で社会で仕事をしている私たちと多くの企業にかかっています。理工系に限らず、どの業界であっても、忙しい仕事は忙しい。
欧米では、結婚しても子供を産んでも共働きが当たり前です。そういった社会の仕組みづくりや企業改革、意識改革が必要です。ジェンダーギャップやバイアスのない明るい未来のために。10年前の記事?と思いました。こうしたタイトルが繰り返し現れ、それについて多くの疑問が出ることでしか、世の中は変わっていかないのでしょうか?
やるべきことは理系の女性を増やすことで、その理由は女性のためだけでなく「ジェンダーバランスを欠いた技術には、死角や欠陥が生じてしまう」からという内容はとても良いのですが。