「ルルレモン」の強さの源泉とコミュニティ形成の極意 独自のエコシステムの秘密を探る
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こちら執筆させていただきました。
デジタルの取り組みや、Power of Three × 2の施策なども面白いのですが、やはり、このブランドは、商品力の高さと、それを支えるコミュニティ型ブランドの開発・運営にあると思い、そちらにフォーカスしてみました。
LAではもっと以前から潮流になっていましたが、2010年代半ば以降、ニューヨークでも、アスレジャースタイルの方々が本当に増えていて。
ちなみに、まるごとコストを開示するトランスペアレンスなブランド「Everlane(エバーレーン)」が注目を集めていたころ、そのポップアップストアを訪問したところ、「LULULEMON(ルルレモン)」と「MUJI(無印良品)」と「ブルーミングデールズ」のショッパーを持っている人がやたらと多くて。エシカル&サステナブル&ファッション性のある、相性の良さそうなブランド群を一緒にリーシングしたネイバーフッド型ショッピングモールなどを作ったら面白そうだな、と感じたことを思い出しました。
何はともあれ、単なるVOC(ボイス・オブ・カスタマー)やブランドロイヤリティ施策などにとどまらない、高品質商品&サービス開発やロイヤリティ醸成を実践するエコシステムについて、一度お目通しいただければ幸いです。ルルレモンのレギンスを愛用しております。
あまりに気に入りすぎて、普段着としても履いております。
松下さんの記事にあるように、ここ数年で飛躍的にブランド価値を高めていルルレモン。
その一番の強みは商品力です。
オリジナルの4方向ストレッチ素材を開発。一番の魅力は滑らかな履き心地と、
お腹がしっかり抑えられて、スタイル良く見えること。
なので俄然トレーニングする意欲が湧きました。
だから安いウエアに浮気できなくなるのです。
コロナ禍に友人からストレッチウエアをプレゼントされ、
Lululemonが配信するYouTubeのエクササイズムービーを見ながら
家トレを始めました。
ヨガスタジオをリアルに運営したり、コミュニティ作りが早かったことも
新しいブランドの成功例と言えます。
一番に大切にする消費者との近さは店頭にいくとより強く感じます。
ぜひ、一本レギンスを買ってみてください。
その強さがわかりますよ。コミュニティの強さが言われますが、そのベースになるのは商品力ですよね。平凡な商品をベースに強力なコミュニティができるとは思えません。以下引用。
「そして、私たちには素晴らしい商品があります。商品のクオリティを第一に考えたイノベーティブな商品開発を継続し続けています。マテリアル(素材)の研究開発にも投資していて、使用する素材はほぼ独自で自分たちで開発したものです。なので、他社との差別化ができるのです。そして、数カ月使ってダメになるようなものではなく、3年、5年と長期的に愛用いただけるロングアクティビティも重視しています。なかでもフィット感などの着心地と、パフォーマンスを向上させる機能性などについて、ゲストの方々がどう感じているのかを大切にしているのがユニークなポイントだと思っています。」