今年最大級の118億円調達。キャディの何が「スゴイ」のか
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注目のコメント
とてつもないプラットフォームを作り上げましたよね。
中小企業はイケてるデジタルツールのある部分は確実に生産性をあげられる事がわかってきました。会計ならfreeeやマネフォ、契約書ならクラウドサイン、FAXならeFAX、デザインならcanvaやfigma、コミュニケーションならslackなどです。
製造業の生産性が劇的に改善されることを期待しますキャディは以前に取材させていただいたこともありますが、なにがバリューになるのかの核がぶれず、マッチングプラットフォームビジネスの核である「標準化」について、膨大な工数が生じることにも恐れず、真っ向から取り組んでいる点が印象的でした。今後もますます楽しみ。
ものづくりの世界では「タレパン」が活躍しています。
もちろん、キャラクターの「たれぱんだ🐼」ではありません。その名も「タレットパンチプレス」。
板金加工と呼ばれ、金属製の板を打ち抜き、穴を空けたり目的の形状に切ったりする際に使われる機械です。日本のアマダが世界シェアトップの一角を占めています。
この板金加工は、半導体製造装置や医療機器、ATM、建設機械などに使われる金属部品に多く使われています。
そのほかにも
📌金型で上下を挟んで加工するプレスや鍛造
📌金属(時には樹脂)を削る切削加工
📌アルミを溶かして鋳型に射出するダイカスト(テスラのギガプレスが相当)
📌鉄を砂の方に流し込む鋳造(先述の鍛造と漢字は似ているが、完全に別物)
📌樹脂を溶かして金型に射出する射出成型(押し出し成型などもあり)
📌最近台頭してきた3Dプリンティング(Additive Manufacturingとも)
こうしたもろもろの加工を使い、世の中の製品を構成する部品が製造されます。
こうした産業は素形材産業(サポートインダストリー)と呼ばれていたこともありました。サポート=支える産業ですが、過去には供給過剰によって、経営が苦しい中小企業が大変という時代も...
経営者が高齢化問題を含めて企業の統廃合は不可逆ですが、30~40代経営者が継いでから、大きく業績を伸ばしてきているところもあります。こうした企業の存在が、世の中の製品を支えています。