2023/7/5

【最新研究】「騒音」は、寿命を大幅に縮めるかもしれない

The New York Times

コメント

注目のコメント

• 細田 知美

  株式会社電通PRコンサルティング シニアPRプランナー、電通ダイバーシティラボ所属

  ・2023年07月05日

  現代社会において騒音がない状態というのはまず難しいと思いますが、
  もしかしたらノイズキャンセリング機能のあるヘッドフォンというのはかなり効果があるのではと思いました。
  騒音をシャットダウンしリラックス効果のある音楽を聴きながら過ごす、
  あるいはヘッドセットでビジュアルと音をシャットダウンしてリラックス空間に没入し授業や仕事をするというのもよいですよね。
  もちろん、騒音のひどい場所に身を置かないことが最も良い解決策であることは確かですが。
  文明の発達によって生まれた騒音には、最新のテクノロジーで対応するという発想に、新しいビジネスの可能性も感じました。
• 山田 悠史

  マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

  ・2023年07月05日

  最近老年医学領域でもホットトピックのひとつで、騒音と認知症、騒音とフレイルなど様々な角度から研究が進められています。
  
  ただし、ほとんどの人レベルの研究が示しているのはあくまで「関連性」であり、因果関係までを確証を持って話せるレベルにはないことに注意も必要です。
  
  例えば、騒音が大きい環境と小さい環境では、平均的に経済レベルや社会性などに違いがあり、それらが原因で病気の頻度などに差が出るといった説明ができる可能性があります。
• 藤井 あゆみ

  このThe New York Timesの記事は、慢性的な「騒音」がヘルスにもたらす悪影響について、最新の研究から詳しく解説しています。騒音暴露量と心臓関連の疾患との間に相関関係が見られるそうです。
  
  とはいっても、都市に住む人は騒音を避けることは、正直なかなか現実的に難しい..ですよね。
  記事でも「人々を守るには、地域、州、国の政策を変える必要がある」とありますが、スイスの「静かな時間」の導入政策は斬新で、とても面白いなと思いました。
  
  一方で、私はよく音楽を聴いていますが、6月とある雨の日の帰り道にイアホンを外した時、雨がもたらす静かさになぜかとても感動したことを思い出しました。また図書館などはとても静かですよね。住む場所や仕事はすぐに変えられなくても、個人個人の選択で1週間のうちに静かな時間を作ることはできるかもしれないですね。