西条市に日本初の「ゼロエネルギー」ホテル 脱炭素時代のまちづくり
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住宅性能評価・表示協会および国土交通省の調査によると、2021年度の非住宅建築物の着工数におけるZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング)の割合はまだ0.4%といいます。
ZEBは設備投資の採算が合いにくいことが普及における障壁となっており、設備容量が大きくなるほど空調などのエネルギー消費が増えてネットゼロにしにくくなることも課題です。公共施設はともかく、箱物ビジネスとして収益をあげなければならない宿泊施設における導入は困難でしたので、まずは小規模からという取り組みになるのは自然なことだと思います。
あえて省エネルギーと創エネルギーを口うるさく伝えず、インフォグラフィックスでわかりやすく可視化しているとのこと。製造工場の工場見学でも、使っている電力と太陽光発電などで創り出している電力を可視化して見学者に見せているところがありますが、ホテルで見ることができるのは印象深いと思います。
国内初のZEB認証取得ホテルということで、まずはZEBについて知ってもらい興味をもってもらい、他の施設も利用してみようと思ってもらうことができたらよいと思います。