米GDP、第1四半期確報値+2.0%に上方修正 予想上回る
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注目のコメント
改定値で振れ幅が大きいのは統計としていかがなものかと思いますが、日本でも経済成長を見る上でより優れた手法とされるGDPとGDIの平均を出せばいいのにと思います。
コロナパンデミック以降の堅調な経済成長に、バイデン政権はバイデノミクスと名づけ、政策の有効性をアピールしています。
ポストパンデミックで金融引き締めを打ち出し、ウクライナ戦争がはじまった当初は、これまでにない大きなリセッションの足音が聞こえる、と金融業界では警戒感を強めていました。が、個人消費を含め、米国の経済は思いのほか堅調です。
ただ、金融・保険業、製造業、卸売業などはマイナス成長。金利上昇がこたえています。米国経済については是非、米NY地区連銀のHPよりWeekly Economic Index (WEI)をご覧ください。週次で米国の景気動向を追うことができます。こちらによれば、米国の景気減速は、昨年末から今年の年始に底入れし、直近では上向く動きすら見て取れます。理由として、労働市場が依然として好調であること、金融資産の4割を占める株式相場が堅調であることなどが考えられます。米国のインフレ抑制には株安を伴う景気減速が求められますが、それには利上げより、速い量的引き締め(QT)の方が効果的であることが示唆されます。