バイデン氏が睡眠時無呼吸症、治療機器を使用＝当局者

コメント

注目のコメント

• 髙橋 宏瑞

  順天堂大学医学部総合診療科 准教授

  ・2023年06月29日

  睡眠時無呼吸症候群とわかっているのであれば、CPAPを導入し、どれくらいの時間身につけていられているかなどをデータでとる事によって良好にコントロールする事ができます。
  
  しっかりと診断できていて、それを公表し、治療できているのであれば、大きな問題はないと思います。
• 山田 悠史

  マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

  ・2023年06月29日

  睡眠時無呼吸症候群は、確かに60歳以上で、40-50代よりも頻度は増加傾向となりますが、高齢者だけの病気ではありません。「高齢だから」と捉えた方がいれば、それは誤解です。
  
  病気が見つかった場合、適切に呼吸を補助する治療機器を使用しなければ、心血管疾患、高血圧など様々な疾病リスクにつながる可能性があります。診断が確定して適応があるのであれば、治療機器は使用されるべきです。
  
  治療機器の使用が睡眠の質を改善することで、むしろ公務にもポジティブに働くことが期待できると思います。
• 原田 洸

  総合内科医 医学博士

  ・2023年06月29日

  睡眠時無呼吸症候群は、その名の通り、睡眠時に無呼吸・低呼吸がおこる病気です。睡眠時無呼吸症候群があると日中の眠気や集中力の低下、作業効率の低下、起きた時の頭痛といった症状に加え、高血圧や心臓・血管の病気を引き起こします。CPAPと呼ばれるマスクを装着することで治療可能な病気であり、診断後にこのように治療を始めるのは適切な対応といえます。
  
  また、上記のような症状がある方はかかりつけ医に相談し、検査をしてみることをおすすめします。