外食「23年度も値上げ」5割超 食材高騰・人件費上昇
日本経済新聞
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期待インフレ率が高まる中で企業からすると値上げをしやすい環境にあるが、一方で既に値上げによる客数の減少を実感している企業も一定割合生じており、安定的でマイルドな物価上昇の継続性については引き続き半信半疑な見方をしています。
価格に関する潮目が変わりつつあります。値上げ理由のうち、「人件費」と「物流費」が挙げられていることに注目しています。何らかの理由(例えば、資源価格の高騰・円安など)でモノの値段が上がる場合、一定の期間が過ぎれば(需給の調整がつけば)沈静化しますが、今回は「ヒトが提供するサービス」の値段が上がっています。これを企業の稼ぐ力に結び付けることで、政府が目指す構造的な賃上げにつながることを期待しています(現実は難しいことを承知のうえです)。
そうは言っても、日本の外食はG7の中で圧倒的に安い、しかもクオリティは圧倒的に高い。割安というくらいがちょうどいい、という感覚を持つべきです。難しい話ではない。価値に見合った価格設定をする時代が来たという事です。