欧州中銀、8会合連続の利上げ決定
コメント
注目のコメント
最近FRBよりもECBの利上げの方が持続しそうですね、という照会を頂くことがあるのですが、そもそも利上げの起点が4か月ほどECBの方が遅いので「FRBよりも持続している」という表現は正確ではないと思います。もっとも雇用・賃金情勢の逼迫は米国より深刻度が大きいようにも見えます。
総裁と事務方を含めたラガルド体制は、発言が割と変わりやすいという特徴があります。それだけ、現執行部は難局に直面し続けているからでしょうが。
そろそろターミナルレートであることには変わりがないと考えます。これは織り込み済みで他の記事では残り二回の利上げがあるというコメントがECBからあったようですね。
欧州の通貨に対してはこの3日程度で4-5円の円安になっていて、思った以上にインフレが長くなりそうというのと解散総選挙で当分日銀の方針変更はないだろうという思惑だったんですかね。
為替介入は最終手段だろうし植田さんは腹芸が出来なさそうなので欧州の指標がインフレが根強い印象を与えるなら7-8月ぐらいまで円安基調ですかね。