[東京 15日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比8円73銭安の3万3493円69銭と、小幅に反落してスタートした。米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過し、米国市場では株価の主要3指数はまちまちとなっており、東京市場では売買が交錯している。

前日の終値を挟んだ一進一退となっている。小安く寄り付いた後は下げ渋り、プラスに転換する場面もあるが上値も重い。高値警戒の利益確定売りが上値を抑えている一方、海外勢による資金流入への思惑が継続して下値を支えており、綱引きとなっている。

主力株はトヨタ自動車が堅調を継続し年初来高値を更新した一方、ソニーグループは小安い。東京エレクトロンなど半導体関連は総じてしっかり。指数寄与度の高いファーストリテイリングは軟調。ソフトバンクグループは小高い。