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ChatGPTは「リンゴ」を“理解”しているのか?

NewsPicks Studios
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  • 製造業 代表取締役

    chatGPTには味覚がないのでリンゴの理解は断片的にしかできないですね。けど糖度や酸味、水分量や強度を数値化すれば五感に近い理解ができるのでは?いや、chatGPT単体ではできないでしょ。という前置きを頭に置きながら放送を楽しみたいと思います。


注目のコメント

  • NewsPicks Studios WEEKLY OCHIAI プロデューサー

    人間を人間たらしめているものは何か。私たちの最大の特徴の一つは言語を持つという点ですよね。鳴き声や動作などで意思疎通する動物は沢山いますが、複雑な意味を伝える高度な構造を持つ言語を獲得したのは人間だけです。しかし、この認識が過去のものとなったとも思える状況に今世界は直面しています。我々が使う言語を巧みに操る存在、AIの登場です。12日に行われた慶應大学での意見交換会で、OpenAIのサム氏はLLMについてこう語っています。

    “大規模言語モデルはさらに進化するだろう。パラダイムシフトはまだ終わっておらず、いつかビデオや音声、画像やテキストを一度に処理できるようになり、時間と共にずっと賢くなっていく。そして、その次に来るパラダイムは、新しい知識の発見、病気の治療、環境問題の解決などをAIにどう解決させられるかだ。そうしたモデルが実現すれば、今のモデルはおもちゃのように見えるだろう”

    私たちがAIによってもたらされる恩恵を最大限に享受する時代は、もうすぐそこにあります。ただ、今後AIと付き合う上で、人間の言葉とAIのコトバの違いを理解することが大切になるはずです。言語とは何か、そこから見える人間の本質、AIについて考えられたらと思います。
    【配信後記】
    大幅に延長しましたが、落合さんはあと4時間くらい話していたいと言っておりました。実際、知らなかったことばかりでとても勉強になる回でした。私は改めて、赤ちゃんってすごいな!と思えました。
    ・似たものをカテゴライズするのは人間の重要な認知機能・日本語はLRを区別する音素はないが、赤ちゃんはどの自然言語の音素も区別できる・子どもは3ヶ国語を混線ぜず学習できる・ガヴァガーイ問題・人間は論理的に考えるよりも思考の跳躍をする・人間も全て記号接地していないが、推論により未経験のことも身体化できる・動詞枠付け言語と衛星枠付け言語・AIは永遠のメリーゴーランド
    ChatGPTについては、今井先生のこんな一言が印象的でした。

    「人が考えもしないことを提供するという面では非常に有用だが、人の選択により良し悪しが変わるものだから、chatgpt自体が最善のものを作るとは考えにくい」

    つまり、大切なのは人の判断や思考となるわけで、怖がるよりも上手く使うことで我々自身が“自らの手”で生活を豊かできるという視点が大事なんだと思います。


  • 雑誌『世界』での今井むつみさんと川添愛さんの対談記事を読み、「記号接地」問題に興味持っていたところで絶妙なタイミング。書店での陳列見ると『言語の本質』も売れているようで見逃せません。
    認知科学のニック・チェイター氏(オックスフォード大学教授)『心はこうして創られる』の中で、そもそも深層心理や内的世界自体は脳が即興的につくりだす虚構的なものに過ぎないと指摘しています。そうなるとChatGTPはすでに知性と呼んでよいレベルに達しているのかも。
    20230701追記
    視聴後に『言語の本質』読みました。ChatGTP、対話型AIが記号接地の問題をクリアできたとき、知性を超えて「心」を持っているといってもよいのではないか。ただしそうなると更に様々な問題が生じてしまいそう。


  • 公式アカウント

    【6月14日(水)よる10時~】WEEKLY OCHIAI『ChatGPTは「リンゴ」を“理解”しているのか?』を生配信します。

    最近、「言語」を巡り、世間を最も驚かせた大きなイノベーションといえば、やはり「ChatGPT」に代表される大規模言語モデルを活用したAIの出現だろう。まるで会話をするかのように、我々が普段使用している“言葉”で瞬時に答えを導き出すその能力は世界に絶大なインパクトをもたらしているが、ふとこんな疑問が湧いてはこないだろうか。

    「果たしてAIは、本当に我々と同じように言葉の意味を理解しているのか?」

    認知科学者で、子どもの言語習得を研究する今井むつみ氏の最新の著書「言語の本質」によると、もともと90年代にAIの問題として巻き起こり、今も未解決のままである「記号接地問題」と呼ばれる議論があるという。例えば「リンゴ」という言葉と「リンゴそのもの」を結びつけるには、それを食べたり触れたりする身体的な経験が必要だという考え方だ。
    では「言語」を理解するとはどういう事なのか?言語と身体性はどう関係しているのか?AIと向き合う上で大切な事とは?言語からみる人間の本質に、落合陽一が迫る。
    ※ライブコメントからの【質問】に答えます。

    ゲスト:今井むつみ(慶應義塾大学環境情報学部・教授)


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