「過剰なまでに“クライアント・ファースト”」五輪談合事件で電通Gが外部有識者の調査報告書公表
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色んな見方や意見があると思うけど、日本の未来を考えた時、私は政権交代するより電通が生まれ変わる方が社会的インパクトがあると思いながら事の行方を見守っている。
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「クライエント・ファースト」という言葉は、あまり聞きません。顧客ファーストもそうですが、ビジネスにとっては当たり前のことであり、活動の前提であり、あえて言う必要がないことだからだと思います。問題は、ビジネスの巨人、電通が収賄の対象になる立場になったことです。原発の国策民営のような歪な構図になったことが、すべての始まりだったと言えます。そして、社会が五輪に過剰な幻想を持ったことが背景にもあります。電通としては、この報告書を一区切りにし、新しい時代の新しいビジネスモデルへと進まなければなりません(すでに始めていると思いますが)。この報告書が多くの人に読まれるように努力し、出しておしまいではなく、批判には誠実に答えていくべきでしょう。それにしても、東京五輪とはいったい何だったのか。1964年の成功があまりに大きかったために、社会全体が1964病にかかっていたのかも知れません。
電通のホームページを見ましたが(報告書そのものは読んでいません)、以下の引用部分は、クライアントファーストとは呼ばないと思います。クライアントファーストという言葉の裏側には「⚫︎⚫︎セカンド」があるはずで、それを問い直すことが必要だと思います。日本語でも「安全第一、効率第二」という言葉が有名ですがそれと同じだと思います。
「クライアントの懐に飛び込み、クライアントが気付いてすらいない真意をも汲み取って、その期待を上回る成果を上げ続け、クライアントとの強い信頼関係を構築することを通じて、広告業界における現在の地位を築き上げてきた。このような仕事に対する積極的な姿勢」
https://www.group.dentsu.com/jp/about-us/governance/investigation_report.html