マクドナルド「平成風CM」にモヤモヤを感じる背景
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まずは平成風という言葉にモヤッとするのは私だけ?
最近まで平成でしたし20年以上の前の事を平成と呼ぶのは違和感しかない。90年代ならまだ分かります。そろそろ慣れた方が良いですかね。
このcmで見せたいのは要はSUNNY時代訴求だと思いますが、何を隠そう私もSUNNY時代のコギャルでした。SUNNY風はだいたいエモいです。細かいツッコミは入れません。
本来は私みたいな「あの頃懐かしい」という人がど真ん中ターゲットなのかもしれませんが、
問題なのが、残念ながら民放を見ないのでCMが届きません(泣)
TikTokでも90年代ギャルコンテンツが流行っているのでTiktokをメインにプロモーションした方が良いと思います。私の同年代でも元ギャルクラスターはTikTok率高めだと思います。マーケティングのテキストにも必ずその名前があり、名実ともに世界最高峰のマーケティング戦略を実行されているマクドナルドなので、綿密な企画があってのことなのだと思います。
「バズ・マーケティング」「炎上マーケティング」なども戦略的に行われる時代でもあります。
マーケティングでは有名な広告に対する消費者反応モデルAIDMAに沿えば、Attention(注目)、Interest(関心)の初期段階だと考えると、違和感を感じること自体が狙った成果で、こうして目に止まり、関心を惹かれるCMである時点では成功という見方もできます。
次の段階であるDesire(欲しいと思う)やAction(購入)に繋げるのは、CMだけでなく、SNSや店頭も含めたクロス・マーケティングが為すところで、次なるプロモーション展開次第です。
ファーストフード界隈でのプロモーション・キングと言えば、カンヌ国際広告祭でも常連のバーガーキング。それに負けないマクドナルドのマーケティング力に期待したいところです。最近は、テレビCMに対する反響がSNSを通じて可視化されたことにより、テレビCMの内容や表現方法への批判が注目され、騒動になるケースも増えています。
その結果、最近はテレビCMの表現がテレビ番組以上に保守的になる傾向もあるようです。
ただ、一方でそういった保守的なテレビCMの多くが全く話題にもならずに消えていっていることを考えると、マクドナルドはこうやって記事に取り上げられるほど話題になっているという意味で、テレビCMならではの役割を果たしているということも言えると思います。
当然、マクドナルドのファンがガッカリするような結果になってしまったら本末転倒ですが、こうやって話題を提供し続けるマクドナルドの姿勢は素直に応援したいと思います。