欧米石油5社、株主総会で「気候変動」提案すべて否決
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注目のコメント
気候変動絡みの話、昔はかなり持ち上げられていましたが、最近はco2排出などは普通に意識されるようになり、特別な対応をする必要はなくなってきた印象です。
あと、環境活動家を名乗るテロリストが多数出てきたこともあってか、胡散臭いというか宗教的というか、あまり気候変動や環境活動というモノに関わりたく無い気持ちも出てきました。ニュアンスは違いますが、『花より団子』みたいな話です。
つまり、ウクライナ戦争の結果、ロシア産の石油と天然ガスは輸入しないことになり、代替輸入先が必要となりました。
その結果需要が強まり、価格は上がっても購入しなくてはいけないという景気にとってマイナスの状態が発生してます。
特にヨーロッパはLNGでの輸入になったことで価格が3〜4倍になります。
それまではロシアからパイプラインで気体のままのガスを輸送していました。
そして、過去のオイルショックなどではその後に世界的な景気後退が発生してます。
ということで、Co2削減より、エネルギーの量を確保して価格を世界の景気に影響の出ないレンジに戻すということが求められるわけです。
Co2削減が世界的な目標となったことで、この10年間新たな油田やガス田開発が止まり、当面量の拡大は望み難いということもあります。
環境配慮というわけにはいかないということです。
余談ですが、LNGにして天然ガスを輸入する方式を作ったのは日本です。
それによって、それまで余分なもの扱いだった天然ガスをエネルギー利用することが可能になりました。
もし日本のそういった技術開発がなければ、今回のウクライナ戦争によるエネルギー問題は大変なことになっていたはずです。
日本人はそういった自らの成果を誇りを持って認識していいと思います。
安倍晋三回顧録で安倍さんが、日本の65%ぐらいの経済規模のフランスが世界での発言力を見ると日本よりかなり大きい。
日本はもっと世界に発信しないといけないと言ってます。
その通りだと思います。
謙虚さは世界では美徳と言えない場合が往々にしてあることは、皆さんも何となく気づいていると思います。片方からは「とにかくやめろ」って言われる一方、「需要はなくならないんで」供給責任は考えなきゃなんない、石油やさんも大変だ(笑)。
何はともあれ、みんなで努力して「石油はもうそんなにいらないよ」って状況を作ってあげれば、彼ら、「言われなくたって」生産減らしますよね。
日本なんて、すでにそんな感じになりつつあります。少なくとも「ガソリン」については。