ウクライナ総司令官「領土取り戻す時」=反転攻勢を宣言か
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注目のコメント
今回の総司令官の発言やウクライナによるミサイル攻撃など総合的に考えると、反転攻勢は開始されたとみてよいのかと思います。
ゼレンスキー大統領は23日に東部ドネツク州を視察した際、「パートナー国との交渉を終え、この視察が最後の要素だった」と述べ、反転攻勢をまもなく開始することを示唆していました。
25日時点でポドリャク大統領府長官顧問は「たった一つの作戦」の実行がその開始を意味するのではなく、「既に始まっている」との認識を示していました。
26日に露軍占領下のウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所で爆発がありました。同地は前線から約80キロ離れ、ウクライナのロケット砲の射程の限界付近に位置するため、反転攻勢の候補地の一つとされています。
戦術的な観点から反転攻勢の開始のタイミングを曖昧にしていたウクライナですが、政治的には米欧州からの一定の支援の約束を得、また軍事的な反撃作戦も開始したことから、反転攻勢開始を宣言したのかと想像します。反転攻勢のコンセンサスはG7で各国首脳に取っているでしょうし、私は国威掲揚のためにもこの宣言は良い事だと考えます。またロシア側は防備を固めるため、仮にウクライナ側が反転攻勢をせずとも、より戦力を分散する必要に迫られます。この効果がどういうものか、ランチェスターの法則でご存じの方も多い事でしょう。
ロシアが防備を固めるために、キーウを含むウクライナ各都市の民間被害が減少していく事を願っています。一方、ウクライナ国防省の情報本部は「ロシアが(占拠するウクライナ南部の)ザポロジエ原発の事故を偽装する準備をしている」との情報を公表した。「敷地を自ら攻撃し、放射性物質が漏えいしたと発表することを計画している」
最低ですね。そんなことして何になる?
素直に撤退すればいいだけの話。
ウクライナには本当に頑張ってほしい。