【新】優秀な兄たちに勝てた。その日から僕は「謎解き」一筋
- やることなすこと全部「謎解き」
- 優秀すぎる兄たちに唯一勝てたモノ
- 苦手な勉強も謎解きで克服
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「謎解きはビジネスになる」とはっきりしてきたのは、この10年くらいではないでしょうか。
謎解き制作会社の最大手であろうタカラッシュなどは20年ほど前から細々とやっていましたが、なぜか最近どんどんマーケットが広がって、新規参入も増えてきました。
要するに、謎解きプロプログラムを提供するイベント制作・運営会社なのですが、発注者には、自治体もあり、JRなどの公共交通機関もあり、遊園地などのテーマパークもあり、で、「謎解きは人を呼べる」というのが明らかになって、引っ張りだこになりました。
それだけ謎解き愛好者が増えた、ということなのでしょうが、特にアニメなどとコラボした謎解きイベントの動員数は大きく、明らかにアニメファンの「聖地巡礼」と重なるイベントもあります。
観光産業の新しいかたち、といえるのでしょうが、地域おこしとして発注する自治体もあり、大手のテーマパークや、JRなどまでが利用者数の増加を見込んで発注したりするようになりました。
日本独自の観光産業、といえると思うので(諸外国では脱出ゲームは人気がありますが、謎解きとは別のものです)、中国語版も製作するなどして、インバウンド観光客を誘致するのにも有効そうです。
今週から、新しい人物インタビュー連載「Life Quest」をスタートします。これまで、「イノベーターズ・ライフ」「シゴテツ -仕事の哲人-」「未来が見える究極の5問」と形を変えながらお送りしてきた本連載ですが、今回のテーマは「人生の探究」。時に迷い、立ち止まりながらも懸命に前に進む人たちのエピソードから、自分らしく、しなやかに生きるヒントを探っていきます。
第1回は、謎解きクリエイターの松丸亮吾さん。自身で会社を経営し、メディアでも引っ張りだこ。明るく、聡明なイメージが強いですが、実は小さなころは運動や勉強が苦手だったそうで......? 今日から5日間、どうぞよろしくお願いいたします。
松丸さん、5年前の4月に99人の壁の収録でご一緒しました。松丸さんは、なんと私と同じ99人の壁のうちの一人。東大王の伊沢さんと共にメディアに出始めた頃でした。その時は23歳だったのかな。
それから"東大在学中"という冠がプチブームとなり始め、各局横並びで”東大在学中”のニュースターを探していた時期だと思います。その後「解けるかどうかは皆さんのヒラメキ次第」でおなじみのフジテレビの番組が始まり、”東大ナゾトレ”がヒット。松丸さん・伊沢さんは似ているようで別の道を歩まれながらも、おのおの5年で一躍メディアに引っ張りだこに。
”東大”という名前で判断したラベリングや番組作りに対して批判が集まることもあり、私も同じように思わなくもないですが、松丸さんも伊沢さんも物腰柔らかでとても良い方。お人柄と、言わずもがな謎解きやクイズの実力は素晴らしいですよ。
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