[18日 ロイター] - 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は18日、米アップルが独自の人工知能(AI)技術を開発する中、従業員による「チャットGPT」など外部のAIツール使用を制限したと報じた。

AI使用による機密データ流出を懸念しているという。WSJによると、アップルはマイクロソフト傘下のギットハブが提供するツールで、ソフトウエアコード生成の自動化に用いられる「Copilot(コパイロット)」も使用しないよう従業員に指示した。

チャットGPTなどのチャットボットを巡っては、AIの「訓練」に使われる何億人ものユーザーデータをどのように管理しているのか問う声が高まっている。