(ブルームバーグ): 日本政府観光局(JNTO)が17日に発表した4月の訪日外客数(推計値)は、前月比で約7%の195万人となり、前月に続いて昨年10月に外国人の個人旅行を再開して以来、最高となった。

地域別では、東アジア地域で夏ダイヤに合わせた航空便の増便・復便をしたことで堅調な回復が⾒られた。また、東南アジア地域や欧米豪地域で祝祭⽇による旅⾏需要の高まりがあったことも押し上げにつながった。

JNTOでは、国際定期便に関してはコロナ禍前の約6割まで運航便数が回復しているとしている。

発表資料によると、4月は韓国からの観光客が46万7000人と、前年同月に比べて約60倍となった。中国からの観光客は10万8300人と、同5倍弱に増えた。このほか前年同月に2800人だった台湾からの観光客は約100倍の29万1600人に膨らんだ。

 

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