米国で過去24時間に7社が破産申請、利上げの信用収縮鮮明に
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米国の企業倒産件数は、直近は少しだけ上昇気味とはいえ、記録的な少なさでした。コロナでばら撒いた給付金のおかげです。しかし、ここに来て、銀行が貸し剥がしを始めため、借り換えの時に突然死する傾向が強まっています。突然死とは、投資適格のままの破綻ということです。この流れが加速すると、どこかのタイミングで、景気が崖から落ちるように悪化するリスクが高くあります。景気のランディングがハードかソフトか、遂に判明することになると思います。
うーむ…これは「炭鉱のカナリア」の可能性がある。米の連続利上げにて世界的不況が来るのではとささやかれていたが、米債務上限「Xデー」到来で結果が出る日が近づいている。
▼今朝の日経記事
米債務上限「Xデー」3つのシナリオ 不履行なら市場急変
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN15CJ90V10C23A5000000/
我ら、極東の、日本ではかなり変わった企業形態であるスタートアップの1企業など世界経済が急変すれば無傷ではいられない。世界が願うように、不履行にならないことを願うことしかできないが…。利上げの影響が思いのほか大きそうです。低金利が長く続いたことと、コロナ禍の影響で、世界的に官民とも債務残高が増えています。つぶさにデータを持っているわけではないですが、コロナの影響で急いで資金調達したため、比較的、借入期間の短い債務が増えていて、借換を迎える資金需要が増えていると推測しています。業績が持ち直していれば、借換資金を調達できるでしょうが、とは言え、借換のタイミングで、金利上昇の影響を受けている債務も相応にありそうです。