電力94%削減、三菱重工が成長分野に位置づける「サーバー冷却技術」の中身
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注目のコメント
コンピュータ回路ボードを冷媒に直接浸す方法は、確かに効率は高いでしょうが、環境に優しいかどうか気になります。炭化水素系の冷媒として、かつてのCFCフロンガスはもはや使われていないはずなので、代替フロンガスのオゾン層破壊の効果は、少なくなりますが、ゼロではありません。
また、冷却技術は、生成AI技術の進化でますます必要になります。環境との両立をいかに上手く果たせるか、技術者の頑張り所です。三菱重工の今後の他の企業と連携したリアルテック領域の進展に興味を持っています。
同社は実はリアルテックのスタートアップ支援に力を入れており、横浜のタービン工場跡地に「横浜ハードテックハブ」という、スタートアップ企業支援の拠点を提供しています。かなり面白い企業が入っていて今後が期待できます。
今回の油冷については、その枠とは別でしょうが、同社の今後のオープンイノベーション型新規事業開発への展開の一つと見ています。
日本の製造業は、かなりの技術蓄積があるので、これらをどううまく生かし、事業ができるかが今後の日本企業の変革にとって重要な取り組みになると思います。代替フロンガス(HFC)の影響は
オゾン層破壊ではなく温室効果ですよ
https://www.env.go.jp/earth/ozone/cfc/law/kaisei_h27/h28huronnhougaiyou.pdf
〈追記〉
他の方もコメントされてますが、
記事内に炭素水素系って記載があるので、R601aの様な冷蔵庫などで一般的な冷媒を指してると思います。
天然物ですので、環境への影響はありません(フロン12の様なオゾン層破壊、温室効果も無し)が、
要はカセットコンロで使われてるイソブタンなので、強撚性だと言う点に注意が必要です。
密閉での利用でしょうけど、メンテを考えると発火の危険性が課題でしょうね。