[東京 10日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比53円41銭安の2万9189円41銭と、小幅に反落してスタートした。米消費者物価指数(CPI)の発表を控える中、前日の米株安が投資家心理の重しとなった。高値警戒感もくすぶっている。

前日に決算を発表した三菱商事は買いが先行した。主力株はトヨタ自動車が軟調。ソニーグループは小安い。東京エレクトロンがさえない一方、アドバンテストは小じっかりで、半導体関連はまちまちとなっている。

指数寄与度の高いファーストリテイリングは小高く、ソフトバンクグループは小安い。