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で、結局「土偶」って何なのか?【時空ミステリー 縄文編】

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    【5月10日(水)よる10時~】WEEKLY OCHIAI『で、結局「土偶」って何なのか?【時空ミステリー 縄文編】』を生配信します。

    土偶から放たれる強烈なイメージと、未だ解明されていない多くの謎。人々を惹きつけてやまない「縄文時代」が今注目されている。
    一昨年、土偶の「正体」について斬新な説を唱え、現状の考古学の在り方に独自の見解を示した『土偶を読む』が大きな話題となったが、今年4月に“皆目見当違いだ”として、その内容を検証する『土偶を読むを読む』が出版され、縄文を巡り各方面がザワついている。
    『土偶を読むを読む』に登場する考古学者の山田康弘氏によると、縄文時代研究は今「ものすごい勢いで前進している」というが、土偶や縄文土器について、何がわかって何がわかっていないのか? 『土偶を読む』の意義と問題点とは?結局、土偶の「正体」とは何なのか?1万年以上にわたり狩猟採集を行いつつ定住生活を送っていた世界的にも稀な縄文時代の謎、日進月歩の縄文研究の現在地に、落合陽一が迫る。
    ※ライブコメントから【質問】に答えます。

    ゲスト:山田康弘(考古学者)


注目のコメント

  • NewsPicks Studios WEEKLY OCHIAI プロデューサー

    ちょうど1年前、この番組で『土偶を読む』という本を取り上げました。図像解釈学でもって土偶の正体に迫るというもので、土偶は「植物を模ったフィギュアであり植物祭祀のために使われていた」とする“説”を唱えた書籍です。第43回サントリー学芸賞まで受賞したので大変な反響があったわけですが、この『土偶を読む』に対し異議を唱え内容を検証する『土偶を読むを読む』が先月末に出版され、何だか穏やかでない事態が起きています。個人的に『土偶を読む』については、ユニークで面白い解釈だなと思いましたし、あらゆるアプローチがあってこそ謎の解明に一役買うと感じられたので、真実かどうかは別として楽しめました。ただ『土偶を読むを読む』が指摘する通り、学術書と言えるかはまた別の話です。この“穏やかでない事態”の要因に、私たち自身がルーツでもある縄文について知らなすぎるということが挙げられます。日本史の授業でも、さらりと触れる程度ですよね。縄文や土偶の何がわかって何がわかっていないのか、どのような研究がなされているのか、当時の生活と思想は?日本考古学のミステリー、何が“真実”かに迫れたらと思います。
    【配信後記】
    縄文…なんと奥深い!日本史の教科書のページを増やすべきですね。土偶=植物とする説について、発想は面白いとした上で山田先生は、正しくない情報を子ども達が信じてしまう状況になるのは危険だと語ってくれました。というわけで実際の縄文研究の現在と未来をお送りしましたが、驚いたのは想像以上に「社会」が形成されていたという点。大きな集落を作り、別の集落に働きかけ食べ物や黒曜石といった物だけでなく人を資源として交換し、さらに猪を一世代だけ飼育したり塩を作ったりする生活基盤の他、男性性と女性性の交合による死生観や生命の再生・循環観念を持つ精神文化があったのではという話は大変興味深かったです。ただ資源交換に土偶は含まれなかったそうで、ここがミステリーでもあり土偶の“特別性”を表していると感じました。また発掘された女性とその上に乗せられた子供の古骨について、状況だけ見れば親子だがミトコンドリアDNAの解析では一致せず、つまり母系の血縁関係にないという不思議な状況もあるそうです。様々な謎を解明するための統合生物考古学の話、他にも「縄文人はかなり歯が汚かった」「縄文人に足りなかったのは炭水化物」など、へぇ〜の連続でした。


  • バッテリー スペシャリスト

    「土偶を読む」はアカデミアから見ると”トンデモ”の部類に入りそうですから、ある意味楽しみな回です。

    個人的には、「土偶を読む」では図像の解釈の根拠や分類がかなり恣意的で、研究と呼んではいけないのではと思っております。俺の土偶論の1つ。

    一方で”トンデモ”書籍は好きです。覚悟を持って定説に反旗を翻すジャンヌダルクかドン・キホーテのようなアカデミアへの挑戦者がどんどん登場して欲しいと思ってますが、ジャンヌのように魔女かどうかの線引きが難しいところ。研究の基本動作とは?のような話を期待します。


  • 古墳で寝そべる

    竹倉氏の回と比較して欲しいですね。
    土偶を研究しようとした時、土偶の事だけを見ているのが正しいのかどうかを色々な方に考えて頂きたい。
    土偶を考える時、当然そこに関わったヒトの事を考えるでしょう。ヒトを考えると、生活や環境、地域差、そのヒトの前の世代の事だって判断材料を持っていなくてはなりません。

    竹倉氏へネガティブな意見が多かったのは、「研究」の大大大前提の準備すら出来ていなかったからでは無いでしょうか。「クルミの形をした土偶の絵」を描いただけであれば、あれ程のバッシングにはならなかったでしょう。

    「土偶について、わかっている事とわからない事を教えて下さい」
    この質問を人類学者の竹倉氏にも投げかけてみたら良いと思います。


    土偶の質問が多かったのは、少し残念ですが、仕方ないですね。土偶をきっかけに、広大な縄文文化研究を知っていただけると嬉しい。
    最後に、山田先生のスライド全部見たいと言ってくれた番組姿勢は素敵です。ありがとうございました。
    次は弥生文化をお願いします。


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