[ロンドン 5日 ロイター] - 英金融大手HSBCホールディングスは5日開いた株主総会で、アジア事業分離などを求めた香港の株主の提案を否決した。

香港のアクティビスト(もの言う投資家)呂宇健氏はアジア事業分離や増配を要求。筆頭株主の平安保険も支持していたが、HSBCは一貫して反対し、議決権行使助言会社のISSとグラス・ルイスも反対を推奨していた。

HSBCの広報担当者によると、上位50位の株主は、平安保険を除いて全員が反対票を投じ、個人投資家も「大多数」がHSBCを支持したという。