欧州中銀、0.25%利上げ 7会合連続、幅は縮小
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7月より、再投資が終了となります。既にECBは3月より再投資の部分的停止という形でQTに着手していましたが、これが一段階、進むことになります。
6月の追加利上げでターミナルレートに達したあとは、政策金利を据え置きながら、QTを進め、量的な側面から長期金利を調整することになりそうです。
考え方を変えれば、ECBも、ある意味では、日銀と同じく長短金利を操作していると言えるのかも知れません。政策の方向性は真逆でしょうが。北米、EU、オーストラリアと資本主義=民主主義の世界が一斉にインフレ→利上げを急ピッチで進める中で日本だけ低インフラと低金利据え置き。50年後くらいに歴史の教科書に乗りそうなくらい凄い瞬間に立ち会っているんでしょう。
あとは日本だけ緩和を続けていることによる副作用が来なければ黒田総裁と植田新総裁は歴史に残る名総裁ですよね