AIが「実害引き起こす恐れ」-マイクロソフトのエコノミストが警告
Bloomberg.com
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ジェフリーヒントン氏のGoogle退任に続くような警鐘。
一方で、MicrosoftはGPT4をベースにしたチャット AIサービス「Bard」を展開し、Officeと連携させた「Microsoft 365 Copilot」も発表している中で、このMicrosoftエコノミストの発言はどうもパフォーマンスに見えなくありません。もしくはMicrosoft内でも立場が分かれているということなのでしょうか。
生成 AIに関してはルール作りが必要なことは間違いない事実ですが、積極的にその推進を図っている企業の口から、警鐘を鳴らす言葉出ることには、矛盾と違和感を感じます。AIに対する攻撃の多くは内部からと言われている通り、データプールの汚染を防ぐためにインプットされるデータとアウトプットされるデータを監視するソリューションが必要です。すでにそういった試みをマシンラーニングで行っているベンダーもいるので期待したいです。
OpenAIやGoogleなどは、基本悪用を困難にする仕掛けを装備していくので、悪意のあるAIの活用にはその主体が独自にLLMモデルを学習する必要があるでしょう。
高性能なAIの開発には大量のデータ、高性能なアルゴリズム、大量のGPUが必要になります。データやアルゴリズム、もしくは汎用的な事前学習済みモデルはオープンソース化されているものも多いのが実情です。
一方で事実上現在のほとんどのAI学習にはNVIDIAのGPUが使われており、今後NVIDIAに販売・輸出制限などが掛けられるのかが注目すべきところではないでしょうか?