「評価者思考」の管理職が成果を出せない納得理由
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「評価者」vs「学習者」という対比での用法を初めてききましたが、『「評価者」は、自分の置かれた状況にピッタリと当てはまる正解を手にすることを期待しています。』というのは、もはや思考停止状態なので、それは成果を出すのは難しいと思います。私自身は、自らの接するあらゆる実社会の課題について、それと全く同じ課題は存在しないものの、それに参考になる課題は必ず存在する、という姿勢で問題解決にあたるように心がけています。
話は逸れますが、日本に帰国して感じるのは、日本は評論家が多いという事。駐在する前の自分も評論家だったんだなと反省する毎日。
日本人よ、実行力はどこ行った?具体と抽象の往復は、よく言われることですね。具体的事象から理論・法則を見出して、それを別のところに活用する。
先日、ビジネスパートナーの方と展示会の話をしていたのですが、「同じ業界の展示会にも行くことはあるが、大体は知っている話が多い。むしろ、異なる分野のそれに行く方が学びが多い」という話がありました。
これは、アナロジー(特定の事物に基づく情報を、他の特定の事物へ、それらの間の何らかの類似に基づいて適用する認知過程)の活用を意識しての話であり、二番煎じではなく業界内で他社に先駆けた取組ができる点もメリットだと思います。
同様の考え方で、MBA留学時代にスタートアップの担当教授が、「最近は、『私達は、〇〇界のUberです』のような話が増えた。限られたピッチ時間の中で、自分達のBizモデルを端的に伝えるのにわかりやすい」という話をしていました。これもストレートにアナロジーを用いたビジネスプランだと言っているのであり、Uberの事例で言うならば、ダイナミックプライシングや、需給の両サイドをマッチングさせるサービスなのかな?ということがイメージできます。
評価者思考の話から逸れましたが、私は、アイデアを出す時には、具体と抽象、そしてアナロジーの視点を意識しています。