ANA、カーボンクレジット活用して一部国内線CO2排出実質ゼロに
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ANAグループでは、すでにANAカーボンオフセットプログラムを設けており、乗客(希望者のみ)が移動区間に応じて排出量を計算し、クレジットとして購入することで、CO2排出量を相殺できる仕組みを提供しています。
例えば日本からシンガポールに2名で往復する場合、森林保護活動でオフセットを実質しようとすると、14000円〜5000円前後支払う形となります。(プログラムにより異なる)
これまでは希望者のみが支払う形としていたものを、航空会社側ですべての座席分オフセットしようとすると、かなりのコストになると思います。
しかし、持続可能な航空燃料(SAF)に期待をしつつも、現在の動きをみると本取り組みのように航空会社側が積極的にカーボンオフセットを導入することも世界で進むのではないかと考えられます。
この場合は乗客も一定の負担をする形となるのでしょうが、カーボンニュートラルサーチャージのような表記となるのか、さりげなく航空料金に転嫁されるようになるのか、これも各々賛否両論となりそうです。「炭酸ガス減らしたいのなら金を出せ」を地で行く話。もちろん否定はしませんが、「唐突すぎる」感はないでもありません。
「脱カーボン」に金がかかるのは「それに直面してる」人間にとっては常識ですが、「一般に理解が進まなければ」転嫁などできないし、無理やりやったとしたら「もっとひどいことになる」という認識があるように思います。
炭素税ってのを提案してこてんぱんにやられてるGX会議等「理解されない中でいいやり方を模索してる」なか、ハーモナイズにもちゃんと目を配って進めていただければ、なんて思います。