2023/5/1

【新】世界で流行る前に知っておきたい「週休3日制」

コロナ禍を経て、働く場所や時間の自由度を求める動きが勢いを増す中、多くの人が熱い視線を送っているテーマがある。「お休み」だ。
長時間労働を是正し、働き方の自由度を高め、より生活を充実させるために、休みのあり方を見直す動きが出てきている。
休みに関するトピックスの中で今、世界的に注目されているのが「週休3日制度」だ。欧米を中心に週休3日制の導入を検討する動きが急速に広がっている。
アイスランド🇮🇸:2014年〜21年に2500人参加の週休3日制の社会実験を実施、多くの人が賃金を維持したまま、労働時間を40時間から35時間に短縮した
ベルギー🇧🇪:法改正により、賃金を維持したまま週休3日で働くことを要求できる権利を労働者に認める
スペイン🇪🇸:週休3日のトライアルが進む
今年2月には、イギリスで行われた世界最大規模の週休3日制の社会実験の結果が公表されて話題になった。
NewsPicks編集部は、この大規模実験を主導したNPO団体の共同創設者からコメントを得ることに成功。参加企業の約92%が「週休3日を継続する」と回答したこの実験が何を意味するのか解説をしてもらった。
「休み」を考える特集の初日は、イギリスの社会実験について解説するとともに、日本企業が採用を始めている週休3日の実態について考えていく。
INDEX
  • イギリス週休3日制の仕掛け人を直撃 
  • 週休2日のこれまで
  • 日本でも週休3日制が広がる?
  • 一番人気は「水曜日」?
  • 生産性が向上した会社も

イギリス週休3日制の仕掛け人を直撃