ソフトバンクG傘下の英アーム、米IPOを登録-SECに文書提出
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注目のコメント
スマホ用の半導体の設計で世界の9割を握るアームは英国のクラウンジュエル(王冠の宝石)とも言える存在です。英国政府が面子を懸けてロンドン市場への上場を働きかけたのに、それを振り切って米国市場に行くわけですね・・・ ブレグジット(英国のEUを離脱)がリグレジット(EU離脱を後悔)に変わる一つのきっかけにならなければ良いけれど (・・;
<別記事へのコメントを微修正して転載>ちょうどいまロンドンにいるのだが、再々コメントしているとおりクラウンジュエルなどと重宝するなら買収そのものを止めておくべきであって今更上場誘致などしたとて資本主義の根本中の根本、どれだけ大きなお土産を渡そうとも最も強い資本市場を選択するのが当たり前。しかしとにかく時期が悪い。孫さんは投資はしばらく凍結してARM上場に全精力注ぐと公言した手間、焦る気持ちもあるのだろうか。まだまだテック銘柄アゲインストが続くこのタイミングで出す合理はあるのだろうか。
>ロイター通信は先にSECへの届け出について報じ、アームは80億-100億ドル(約1兆1000億-1兆4000億円)規模のIPOを計画していると伝えた。
誰の原稿かは知りませんが、インテルやAMDやNVIDIAの時価総額とアーキテクチャの相対的な将来性からすれば、5~10倍ぐらいの規模になっても不思議じゃないのでは? ロンドンだと鯨が大きすぎるように思いますから妥当な判断でしょう。
X86アーキテクチャもプロセスルールの進化で延命してきた側面がありますが、ARMアーキテクチャとの電力効率の差はどうしようもありません。が、過去の資産の関係で(特に開発環境の層の厚さで)X86もそう簡単には終焉しないでしょう。ただ、ChatGTPのような大規模言語モデルのサーバーが突然注目になってきたので、意外にもこの辺がネックになる可能性を考えてます。
またRaspberry Piが楽で大人気になってるように、『組み込み系』も、裾野の広がりから長期的にはARMアーキテクチャに収斂していくかもしれません。