ユニゾホールディングス、民事再生法を申請 負債総額1262億円
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ユニゾは、新型コロナウイルス感染症の影響で追い込まれたのではありません。2019年に、同社が保有する資産が充分活用されていないことを指摘して、買収による企業価値向上を提案したフォートレスやブラックストーンのアプローチを拒絶して、EBOによる独立堅持を選択したユニゾの自業自得だと私は思います。その際に株の買い取りの代わりに背負った巨額の負債が経営を圧迫したという分かりやすい破綻の図式です。あのときに、意地を張らずブラックストーンの軍門に下っていれば、すくなくともこういう形にはならなかったと思います。これはコロナ禍ではなく、経営陣の判断ミスによる人災と見ることもできると私は思います。
ユニゾホールディングスの場合、コロナ禍の影響以前に起きたお家騒動の果てがこの民事再生という方が適確だと思います。
https://maonline.jp//articles/yunizo_ebo2019
ユニゾTOB騒動、従業員買収(EBO)の“奇策”で局面転回へ
もっと遡れば、HISの敵対的TOBがかなり乱暴でした。
→HISは買収しないで良かったかも。コロナ禍の影響をもろに受けた訳ですから
結局、ローンスターは儲かったのでしょうか?
→従業員買収のスポンサー
この辺り、民事再生手続のプロセスの中で、色々出てくるだろうと推測しています。こうなってくるとなぜ争奪戦の時に一番現場をわかっているはずの従業員たちが高値でも買い向かったのか知りたいですよね。
コロナの一言で片付けられるものなのか、単に見通しが甘かったのか。