ホンダがTSMCと半導体安定調達で協業、26年までに国内EV4車種
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半導体不足によって製造が滞ったという苦い経験を持つホンダはやはり半導体の製造を受け持つサブコンともいうべきTSMCと提携しました。これはティア3サプライヤーがOEMと協業するという意味です。自動車を頂点とする製造業のピラミッド構造は崩れ始めています。ティア2である半導体メーカーもOEMと直接、次世代半導体についてディスカッションする時代です。ティア3とOEMが話をするようになりましたが、この動きはこの先ティア4サプライヤとも直接話を交わすようになる可能性も十分あります。半導体のサプライチェーンで言えば、信越半導体のようなシリコンウェーハメーカーはティア4のサプライヤーです。自動車産業の民主化あるいは下克上なのかもしれません。
ジャストインタイムを重視した調達(短いスパンで調達数量をアジャストする)からキャパ買いに近いような形に移行するのでしょうか?
これまでサプライヤ側だけのリスクが高い状況から、買い手側もうまくシェア
する形になるといいですね。