スーダン邦人ら45人退避 自衛隊機、ジブチへ輸送
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ほぼ唯一の出入国ルートである首都のハルツーム空港で戦闘が起き、たいへん厳しい状況のなか、45名もの日本人とそのご家族を退避させることができ、本当によかったと思います。スーダンに残っている邦人も無事でおられることを願います。
注目のコメント
他の外国人についてもいえることですが、現地では情報が錯綜し、様々なルートで国外脱出を図っています。
その中には、比較的安全なルートもあれば、非常に危険なルートもあります。
日本人も、それぞれの得た情報や都合(おそらく外国人配偶者など)によって、首都ハルトゥームから主に3つのルートで脱出を図りました。
① 陸路でポートスーダンに向かうルート
これが日本人の最大多数派で、40人以上、結果的に死傷者は出ませんでしたが、一定のリスクはありました。
② ハルトゥームから北へ20kmのところにあるワディ・サイイディナー空軍基地跡からフランス空軍機に乗せてもらった日本人
2人だけでしたが、これが一番リスクが少なそうなルートです。
③ 陸路でエチオピアへ向かい、首都のアディスアベバから空路で脱出するルート
トルコが主導して数百人が移動中のルートですが、難路で、紛争地を経由するので、リスクが高いです。
確認はとれませんが、このグループに加わっている日本人がいる、という報道もあります。
トルコの退避バスに日本人と報道 スーダンから陸路エチオピアへ
https://nordot.app/1023158615255187456総理からフランスや韓国などに謝意が示されました。他国の協力または車列に混じり首都を抜け、空港があるポートスーダンに向かったのではないでしょうか。45人は自衛隊機、その他にも4人退避とのことで、残るは11人ほど。この先は個別のオペレーションが必要かもしれません。
非常に危険で難しい退避オペレーションだったと思います。自衛隊含めてこれほど危険な中での作戦経験はあまりないはずですから、現地での情報収集、各国との連携、車両や警備の手配まで、混乱も多かったと思いますが、まずは何とか無事に大部分の邦人を退避させることが出来て本当に良かったです。関係した方々、ここ数日間ほぼ寝ずの業務だったと思いますが、本当にお疲れさまでした。
まだ数名現地に残られている方がいるとのこと、引き続き、退避のための支援を続けていただきたいと思います。