オリンパス「カメラ事業」、売却されて初心に回帰
東洋経済オンライン
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オリンパスの医療機器には仕事柄、頻繁に接します。オリンパス製の内視鏡は国際的に無双しています。内視鏡といえばオリンパス。内視鏡治療は医師の技量がものを言うので、ユーザーの細かいニーズを吸い上げて製品仕様へと反映させる日本企業の強みが生かされているのかなと感じます。
一方、ユーザー目線で感じていたことは、これまでオリンパスが手掛けていたカメラや顕微鏡等は市場が大きい反面、競合製品との差別化が難しい(すなわち価格勝負になりがち)のかなと。ライカ、ニコン等と完全に競合していましたから。フィルム時代からのオリンパスユーザーで、海外バックパッカーをしたときの相棒もオリンパスのデジタル一眼でした。
それだけに、カメラ事業から撤退したときにはガックリきたものでしたが、分社化して黒転していたとは驚きです!
記事内にもある通り開発費などの経費を削減し、どう販売するか?のマーケティング思考に切り替えたのが奏功したようですね。
スマホのせいで市場縮小する上に競争過酷で研究、開発費がかかるデジカメ市場から撤退したからこその今だと思います。
長年のノウハウを生かして、ニッチな市場でNo. 1を取っていければ、いずれ一般向けのオリンパスカメラが再登場してくるかもしれない。
そう思うとまだまだオリンパス推しをする動機になります。