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暗闇でも数キロ先を撮影!キヤノンの新型カメラがスゴい

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    大手車載部品メーカー 次世代製品設計担当部署 課長 博士(工学)

    半導体をロジック、メモリ、スイッチング素子として活用する立場だと故障につながるため忌み嫌われるAvalanche。
    用途が変わると非常に有望な技術として取り上げられるのは興味深いですね。

    詳細はKato Junさんの引用サイトをご覧いただくとして、100ピコ秒(100億分の1秒)レベルの非常に速い時間単位で情報を処理できることを活用した各種分析技術進展に期待しています。

    例えば磁気円二色性と呼ばれる性質を利用するとレーザー光を用いて磁石の性質を測定することができます。
    この特徴を電子のスピンによって発生する磁場測定と組み合わせることで電子のスピン状態を間接的に測定することが可能になりますが、電子のスピンが高速すぎて測定が難しいという課題があります。

    また、医療分野ではバイオイメージングのために蛍光体を用いることが多いのですが、数ナノ秒程度で減衰してしまい、こちらも測定が難しいという課題があります。

    いずれも短時間領域での測定が難しいという点で課題を抱えていますので、この課題を解決できるSPADセンサーの登場は技術者にとって心待ちとしていた技術であると言えます。

    分析技術の進展に伴う各種進化が今から楽しみです。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    普通の撮影用とかではなく、セキュリティなどの用途だろう。
    センシング技術を使うが、認識ができればよいため、写真などの色・鮮明さを追うものではないものもある。認証に使われるToFなどもその領域。SPADセンサーもToFの一手法として使える技術という認識。
    キヤノンが開発をしてきていて、昨年から量産に入っていてこういう製品が出てくるタイミング?ソニーも進めていて、自動運転などでも注目。

    キヤノン、100万画素SPADイメージセンサーを開発(2020年6月)
    https://newspicks.com/news/5030446

    キヤノン、暗闇でもカラー撮影 センサー22年量産(2021年12月)
    https://newspicks.com/news/6426671

    ソニー、300m先の物体を測位できるLiDAR用センサー開発 15cm単位でリアルタイム測定(2021年2月)
    https://newspicks.com/news/5627412

    ソニーの車載LiDAR素子、低コスト化に有利 Apple採用追い風(2021年3月)
    https://newspicks.com/news/5697806


    ソニー、車載LiDARの性能を向上させる積層型SPAD距離センサを商品化(2021年9月)
    https://newspicks.com/news/6166018


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    東京大学 大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 教授

    SPAD(Single Photon Avalanche Diode)という、CMOSフォトダイオードではない機構を使っています。

    高い電界がかかっている(= 坂道が急)なところに光電変換で電子が湧くと、その電子が坂道を転がり落ちることで高いエネルギーを得ます。さらにそれが他の原子にぶつかってさらなる電子を放出させ・・・と雪崩を起こさせます。

    暗闇のセンシングのほかに、よく超高速度カメラに使われます。1フレームあたりの露光時間が短くても感度高く撮像できるためです。

    ただし、超高速度カメラとして利用した場合は、撮像はできるもののデータの転送・保存が間に合わないのでメモリ内に記録できる比較的短時間の記録しかできない点がネックです。


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