リモート指導で最先端治療 歯科デジタル化で変わる地方の医療格差
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地方で指導を必要としている歯科医院ではニーズがありそうですが、一般的な歯科医院では、一人当たりの診療時間が増えてしまい、全体的な収益も減ってしまう可能性があるので、導入するメリットを示さなければ広がらない様な印象を受けました。
ビジネスとしてどんどん広めるためにはまだまだ課題はありそうですが、やっている事自体はとても良い事だと思います。
気になる点としては、遠隔指導が導入される前は未熟な歯科医が診療をしていたのか、それとも指導医が近くにいなければ診療出来なかったのかという点。後者であれば、遠隔指導でも差がないことを示す必要があります。
CTを使ったARとの事でしたが、さすがに患者全例にやるということではないかと思いますが、どうなんでしょうか。被曝量は日本の医療界が抱える課題であり、むやみにCTを取らないようにする必要があります。ARやVRを用いた医療技術は様々な面での応用が期待されています。経験が豊富な術者による遠隔手術もあれば、医療系学生向けにシミュレーションのトレーニングを行うといった活用方法もあります。こういった技術は都市部と地方での教育格差の是正にも役立つ可能性があります。
医療DXの当面の現実的な実用化は、この記事にある方向性だと思います。私事、現在はビジネス(経営戦略)が専門領域ですが、過去には製薬企業で実務も経験しました。そこで医療実務(臨床)は選択肢のバリエーションが多いということを見てきました。
医科・歯科系大学では主任教授のもと講座単位、さらにその傘下のグループ単位でカンファランスを行いながら治療方針を決めていきます。徒弟制度に近い伝承体系を通じ、若手は経験豊富なベテランから多くの可能性と選択肢を学びます。
医師や歯科医師については一般的に地方の方が報酬水準が高いとされますが、それでも行ってくれる人を見つけることが難しい理由に「地方では学べない」が上位に来るため、その解決策としても効果を発揮する期待がもてます。