物流2024年問題 日清製粉G、陸上輸送を海上で代替
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食品大手が作った共同物流会社、#F-LINE の役割は、重要になってきますね。
知らない人は、ぜひこの機会に覚えてください。
https://www.f-line.tokyo.jp/about-fline/
「F-LINE株式会社は 2019 年 4 月に食品メーカー 5 社、味の素株式会社、ハウス食品グループ本社株式会社、カゴメ株式会社、株式会社日清製粉ウェルナ、日清オイリオグループ株式会社の出資により、味の素物流株式会社、カゴメ物流サービス株式会社、ハウス物流サービス株式会社(事業の一部)の物流事業を統合して誕生した会社」トラック輸送から海上輸送に切り替える「モーダルシフト」を検討する際に障害の一つになるのが,海上輸送の輸送単位の大きさです.国内での雑貨輸送の主力である,フェリー/RORO輸送の場合,長さ12-13mのシャーシ(20t程度の積載量)での輸送が中心になります.トラック輸送では10トントラックなどが使われますし,一社ではシャーシは大きすぎるとの声もあります.
その問題を解決する一つの有効な策が共同物流で,F-LINEはまさに食品部門で共同配送を行うための会社です.そのほか,生活用品などでも共同配送の動きがありますが,今後はさらに共同配送を活用したモーダルシフトが重要になってくるのではないかと考えています.本件の根っこには、労働供給不足があり、2024年・物流という「点」だけではなく、今後も様々な業界で発生し得る「面」の課題と言えましょう。
よく言われることではありますが、現状のサービス水準を維持するためには、デジタル化・ロボット化によって労働生産性を上げる必要があり、これまで「外圧」でしか変われなかった日本が、「内圧」で変わっていける好機と考えたいです。