大阪のカジノIR、政府が認定へ 近く決定、長崎は見送り案浮上
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カジノを中心とした、とどうしても報じられるものの、例えばシンガポールのマリーナベイサンズを「カジノを中心とした」施設と思っている観光客はそんなに多くないし、宿泊客で実際にカジノをやる人は数割いるかいないかだと思う。
実際のところは経済効果的にはサンズやハードロック社などIR世界大手の誘致に成功するか否かがキーだろう、その意味ではその過程においてまた贈賄だなんだなければ良いが。
そもそも日本はわざわざIRなど韓国やマカオやらに後発でやらずとも既に観光客で溢れているし他にいくらでも観光資源はあるし、治安も射幸性もほとんど誤差くらいでしかないので騒ぐほどのイシューでもないだろう。富裕層観光客からどう稼ぐか、が日本のインバウンド産業の課題なのだが、ちなみに金持ちはシンガポールに来てサンズには泊まりません。カジノができるとギャンブル中毒者が増える…とはよく言われることなのですが…IRというのは、統合型リゾート（Integrated Resort）の頭文字をとった略称で、世界的コンベンション、イベント、見本市、国際学会とかを誘致する場所です。シンガポールのマリーナベイサンズのような場所のことです。
そして、日本版IRというのは法律で総面積の３％以下しかカジノには使えないと定められております。日本人が入場するには、入るだけで６０００円の入場料と１人１人にマイナンバーカードが必携です。
カジノは大人の社交場でもあり無料でシャンパン配る黒服が歩いているイメージで…、なので、パチンコ屋さんに平日の朝から並んでいる層と混同するとちょっと違うんですよね…。なお、大阪府市は整備計画で国内外の年間来訪者数を約2千万人と想定しており、近畿圏への経済波及効果は年間約1.1兆円、雇用創出効果を約9.3万人と見込んでいます。
佐世保市のハウステンボスへの誘致を目指す長崎県も開業5年目の来訪者数を673万人、経済波及効果を約0.3兆円と試算しています。
これに基づけば、カジノや国際会議の開催などにより大阪と長崎を含めた経済効果は約1.5兆円／年と見込まれます。
