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パリで電動ボードシェア反対多数 住民投票の結果、市長停止へ

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    株式会社ローランド・ベルガー パートナー

    段階的な議論と検証が必要ではないか。
    使う人も段階的に増えていく。
    実際に使った人の所感で、受容性も変わっていく(もちろん、ポジティブにもネガティブにも)。
    短期で一発決定となってしまうと、本来的な価値を実感しないまま触れる機会がなくなってしまい、日の目を見る機会が失われてしまう。
    拡大することありきにすべきではないが、もう少し時間を掛けて、適切な判断をするための材料が出るまで引っ張るべきではないか。
    当然、目先で顕在化している不安や不満に対応することも必要。
    危険運転者への罰則強化、違反放置者への罰金強化など。
    併せて、利用者からの様々な価値の生声の共有など、ポジティブな声もフラットに共有すべき。
    そのように判断の材料をもう少し積み上げてから、改めて住民の声を問う。。。
    これは、電動ボードに限らず、今後も続々出てくるであろう、社会イノベーションの展開における基本的なアプローチとすべきではないか。


  • 保険会社(フランス) Data engineer team leader・道産子

    個人的にこの顛末は「テックがマナーの悪さを覆すには至らなかった」に尽きます。

    まず事実関係から。今回パリ市がシェア事業を停止できる根拠は2019年成立のLOM(Loi d'Orientation des Mobilités)という法律。

    LOMは交通の基本方針を定めた法律でインフラ投資からオープンデータまで幅広い事柄をカバーします。キックボード等のシェア事業についても自治体が入札を行い事業者を選定する制度が明確化されました。

    これによりパリ市は事業者を3社に絞り様々な対策を求めてきました。GPSを用いたジオフェンシングや速度制限、駐車スペースへの返却の義務化、頑丈な機材の導入などフランスの他都市でも一般化する対策が先行して導入されてきました。パリ交通公団の乗り換えアプリに空きキックボードの位置がリアルタイム表示されるなどMaaS的に面白い取り組みもあった。

    ここからは感想になりますが、それでもマナーの悪さは十分に改善されなかった。歩道走行が自転車より格段に多く、自転車では滅多に無い二人乗りも多い。

    加えて市街地にど派手な原色のキックボードが乱雑に放置される光景はなんとも。パリには元々Velibという自転車シェア事業のパイオニアが定着していて、これはステーション型。返却された自転車が街角のステーションにガチャンと固定されて整然と並ぶのとは対照的。

    そもそも公共交通の充実したパリに必要不可欠なサービスとは言い難く、それでも不便なルートには既にVelibがあります。こうした交通事情とマナーや美観の問題から市民が「まあ、いらんよね」と一旦引導を渡した形で、投票率の低さは求める人の少なさも反映していると思います。

    イノベーションを超えてパリという街が5年以上このサービスと実地で付き合った末の結果です。地域事情とユーザーの質を前にして現在の形では持続可能では無く、再導入にはより厳密なステーション型にするなどサービスの組み換えが必要かと。

    LOMは地域行政のコミットメントを強化したため電動キックボードへの対応も地域事情に合わせてそれぞれ。パリ郊外には上手くシェア事業を展開している地域もありますし、パリ同様に道路の狭さが問題のマルセイユ市が事業者に最後通牒を突きつけた例もあります。

    日本でもサービスが持続可能か否かは地域との連携とユーザー次第だと思います。


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    A.T. Marketing Solution 代表 VISOLAB(株)CMO マーケティング、ブランディング

    安全性だけなのでしょうか。実際に必要と思う人が少ないんじゃないかしら。東京の場合も都心部でこれに乗るニーズをあまり感じませんし。


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