【解説】トランプ起訴について、知っておくべきこと
- ①起訴内容は?
- ②今後の司法の流れは?
- ③トランプの反応は?
- ④大統領選挙への影響は?
- ⑤他の疑惑は?
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日本では、禁固刑以上の実刑判決を受けて服役中の場合は、被選挙権が無くなります。起訴されて拘留されていても、まだ判決が出ていなければ、立候補できます。
米国の場合、どんな実刑判決を受けていても服役中でも、立候補はできます。
合衆国憲法で定められている大統領候補の立候補要件は、
・合衆国国民
・35歳以上
・14年以上居住
だけです(2章1条5項)。
禁固刑以上の有罪判決や破産などによる被選挙権の制限を定めていない国はめずらしいです。
トランプさんが起訴されました。
なんとなく、日米でこのニュースの捉えられ方の違いを感じています。日本で「前代未聞」と言っても、まあ政治家が罪に問われることもあるんじゃないの?と思うかもしれません。
しかしアメリカの場合、大統領は政治家ではありますが、同時にただの政治家の1人ではない。国家元首と行政の長と最高司令官を兼ねています。長い選挙戦で選ばれ、基本的に任期中に辞めることもありません。付け加えるなら、多くの場合アメリカで最も尊敬される人物です。
そんな大統領を、2年前まで務めていたトランプさんが起訴されました。今更トランプに道徳心を期待する人も少ないとは思いますが、今回の件は何を意味するのか。今後につながる話なので知っておくべき5つのことをまとめてみました。
聖人君子ではいられないから。
それなりの立場で仕事をしていると、まったくミギレイなままいることはとても難しい。もちろんその内容とレベルによるのだけれど、光のあるところには必ず影が生じるはずだ。光が強ければ強いほど、その影もまた濃くなるのではないか。
トランプさんに限らず、日本の政治家だって同じこと。歴代の総理大臣を思い出しても、必ず大きな影を背負っている。それを追求するかしないかだ。そして追求するのは「誰か」ということだ。司法ではあったとしても、その司法を動かすのは何の力によってかということだ。
それにしても今回、追及されるトランプさんのネタが、ちょっと低レベルで、正直どーなんだ?と思う。他に重要な追求ネタがあるだろうに。裏で動いているのは誰だ? たぶん世論ではあるまい。
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