ロシア石油大手、インド向け販売拡大で合意
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ロシアは、2022年の終わりには、それまでEUと英国に輸出していた分を、他の国に輸出しなければならなくなっていました。
中国への輸出も増えましたが、中国は従来から最大の輸出先であり、増やせる量には限りがあります。
それまでロシアからはほとんど輸出していなかったインドが、最も大きな新たな取引先となりました。
他に、ロシアからの原油の輸入を増やしたのは、トルコや北アフリカ諸国です。
大口の新しい取引先を開拓する、というのは、単に当事者間の合意だけではなく、輸送業者や保管業者の手配、保険の手配、決済の方法など、取り決めなければならないことがたくさんあります。
ましてや、原油という量的にも金額的にも最大級の商品であれば、大変な作業になります。
ロシアからインドへの原油輸出急拡大は、まだ始まったばかりで、安定してはおらず、ロシアとしては、この取引を持続的なものにするために、できる限りの配慮をする必要があります。
対インド石油輸出22倍に ロシア、中国向けは8%増
https://newspicks.com/news/8276540?ref=user_1125005インドはウラル原油を買いますが、ロシアがダンピングしてナンボでしょう。中東産も購入していますし。イラン産と同様に欧米に配慮して、あるところまでしか買わないと考えられます。需要家が強い、薄利多売の世界です。