(ブルームバーグ): 米コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーは大規模な人員削減に着手する。約1400人を削減する計画だ。

過去10年間にわたって人員を急速に拡大してきた同社は、サポートチームを再編する。これには従業員の削減あるいは異動が含まれ、今週から実施する。削減総数は従業員全体の約3%に相当する。同社の従業員数はほぼ4万7000人。わずか5年前には2万8000人、2012年には1万7000人だった。

マッキンゼーのグローバル・マネジングパートナー、ボブ・スターンフェルズ氏は「規制で認められる地域で、退社あるいは異動する従業員への通知を開始する」とスタッフ向けの文書で明らかにした。

今回の削減総数は事情に詳しい関係者が匿名を条件に述べたもので、同社の広報担当者はコメントを控えた。

同社と協力して仕事をする大手金融機関の一部とは違って、マッキンゼーが自社の従業員を削減するのは珍しい。

同社は約2000人の削減を計画していると、複数の関係者が先月にブルームバーグ・ニュースに対して話していた。その上で、削減数はまだ変わる可能性もあるとしていた。

マッキンゼー、約2000人を削減へ-過去最大級の人員削減 (2)

原題:McKinsey Starts Cutting 1,400 Jobs This Week in Restructuring(抜粋)

(第3段落以降を追加し、更新します)

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