少子化対策になると思うこと 「病児保育」や「夜間保育」を上回る1位は?
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少子化の一般の認識ってズレていると思う。それに合わせて政治家も多くのコメンテーターもズレていると思う。
世界には大学教育が無償であるような国もあれば育児に手厚い国もある。だがそれらの国であっても少子化の根本解決にはほど遠い状態にある。また効果が見られるような国であっても移民要因を除けばやはり効果は限定的と思われる。
また『子育て支援』は僕は賛成の立場だが、例え翌年生まれる子供が100万人に増えた所で既に今いる日本人の人口構成には何の変化もない。約80万人いる0才はほぼそのまま1才になる。人口ボリュームの多い団塊の世代は確率に基づいて死んでいく、次に多い団塊Jr世代も1才を取る。数十年の人口減少は確定している。
保育に関しては少子化が進んだ結果として保育園にいく年令の子供の人口はここ4年減少するのは確定したようなもの。待機児童問題はほぼ解消しつつあると共にこれからは逆にキャパに余裕ができ政府が少し頑張ればもう少し手厚い保育は難なくできるはず。
ほぼ中期的に確定している少子高齢化問題を『何とかしなきゃ』と効果が低いことに闇雲に手を付ける・・・僕はイケてないと思う。あくまで子育て支援には賛成だが少子化は進むという現実を直視し、少子化でも成り立つような社会を考えることを議論の中心にすべきだと思う。とりわけ高齢化で社会保障費が増えていること、それに伴って他の予算がシブチンになっていること、裏を返せば手厚い保育や教育が出来ていないのはずっと規模が大きい高齢者の年金や医療が手厚いから。
また世代間分断を煽りたいワケではないが、高齢者の生活が苦しいのは政府が悪いのではなく長寿になり年金も医療費も増えるということが主因であり『集団自決発言』に条件反射的に批判するのもいいがそれくらい構造的に厳しいってことを考える人が増えて欲しい。少子化対策と、子育て中の親の支援は別モノだと思いますけどね。
少子化対策は、婚姻数を増やす。この一択。
もちろん、二人目、三人目のお子さんという話なら子育て中の親の支援も少子化対策の意味もあるのですが、晩婚化が進んでいる現実からすれば二人目等の議論をするよりも、一人目のお子さんを如何に増やすか、の対策をすべきで、その答えは若者が結婚すること。それしか無いでしょう。
子育て支援が充実した→だから結婚して子どもを作ろう、とはならんでしょう。