ドイツ銀はヘッジファンドの標的にされたのか、株価下落は「理不尽」
Bloomberg.com
274Picks
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
ドイツ銀行の話題は基本的にネガティブなものが多く、2018年頃も中国投資の不良債権問題で巨額損失を計上するなど、常に破綻が噂されるようなことが多いです(実際には全て噂で終わってますが)。
今回も不安だけでいつか回復するでしょうけど、昨今の金融不安は連鎖するので非常に心配です。バランスシートの借方がそれほど腐っておらず、単なる信用不安の連鎖ということであれば、健全行や政府の流動性支援で沈静化していくのでしょう。
問題は今、話題になっているAT1債・CoCo債の真の保有者は誰か、ということでしょう。オイルマネーやアセマネの名前が挙がっていますが、アセマネはバックにアセットオーナーがいるはずで、誰のバランスシートにヒットしているのかが注目です。こういうところから、疑心暗鬼・不安が連鎖していくのかもしれません。マーケットは常に理不尽なものです。
でもマーケットを超える新しい仕掛けは、まだ誰も作り得ていない。政策でも企業戦略でも、そこのところを冷静に踏まえないチャレンジは、必ずマーケットの反逆にあってつぶされる。
「理不尽だ」と批判するだけでは何も変わらない、という理解をし、その理不尽を受け入れるところから、すべてが始まる、ということをこの際申し上げておきます。