爆誕した「GPT-4」の何がスゴいのか?
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時間が経つのが本当に早いですね。近所の桜がいつの間にか咲いていて、心からびっくりしています。2023年になってからまもなく3ヶ月が経ちますが、ウクライナ侵攻が始まってから1年が経過し、マスクの着用は個人の判断に委ねられ、シャンシャンは中国に返還され、SVBが破綻したかと思うと、WBCで日本が優勝し大盛り上がりと、実に様々な出来事が続いています。なかでも大注目なのが、GPT-4。前回の暦本さんとの対談でも登場した言葉“ホワイトカラーが産業革命に晒される”という事態が加速するかもしれません。GPT-4が登場し、各方面がざわついていますが、落合さんの視点からどのようなことができるのかをたっぷり語ってもらいます。わからないことなどありましたら、ぜひライブコメントから落合さんに聞いてくださいね。番組内容を変更いたしましたが、本日配信を予定していた熊谷晋一郎さんとの対談は、スケジュールを調整したのちにお送りできたらと思います。
【配信後記】
GPT-4になって日本語での処理が格段に向上したのは私たちにとっては非常に喜ばしい点ですよね。自然言語でプログラミングが書けるようになったスゴさを落合さんが実演しているので、ぜひ覧になってほしいのですが、「スイカ八つ橋かき氷ラーメン」というぶっ飛んだレシピをGPT−4に作ってもらって、しかも作る手順まで教えてくれる訳ですが、さらにそこからビジュアルをつくるための単語列を生成してもらい、画像生成AIに貼り付けた結果が…意外に美味しそうでした。またネットで公開されているユーザベースのIRデータなどから、架空の社員の顔を生成する実演もしたのですが、落合さん曰く「こういう人いる!」とのことです。
・ChatGPTにネット検索でわかることを聞いてはダメ
・ゴールシークプロンプトについて
・ドラえもんは出来るが、道具は出てこない
・GPTは“一般語”なのでビジネスの差別化は起こらない
・教育格差はめっちゃ広がると思う
・これからの子供は何を勉強したらいいのか「文学」
印象的だったのが、「専門性を持つとされていた人がGPT以降で評価が逓減する。ならば何の指標で、何者によって評価されるようになる?」という質問に対する落合さんのこんな答えです。
「自分を自分で評価すればいい」
これがAI時代の生き方なんだと思います。【3月22日(水)よる10時~】WEEKLY OCHIAI『爆誕した「GPT-4」の何がスゴいのか?』を生配信します。
2023年になってから気付けば3ヶ月が経とうとし、桜咲く季節を迎えている。この間、実に様々な出来事があった中でも、まさに華やぎを見せ、大きなインパクトの一つとなっているのが、ChatGPTで知られるOpenAIから新たな大規模言語モデル「GPT-4」が発表されたことではないだろうか。
GPT-4の何がスゴいのか?どのようなことが可能になるのか?今年の対談を振り返りつつ、落合陽一がGPT-4を使いながら、その“ヤバさ”をひたすら語る。
※ライブコメントから【質問】に答えます。
※番組の内容を変更しています。この回、自身がエンジニアで「オブジェクト指向」なるものを事前知識として持っていないと理解するのが難しい話ですが、「オブジェクト指向」をちょっとでも知っていればめちゃめちゃ面白い話でした。
オブジェクト指向は現在のプログラミングではほとんど用いられている考え方ですが、それを自然言語モデルで定義可能したのが落合さんのプロンプト。ただそこまでは現在のプログラミングでも出来ているところで、一番面白いのは番組内でもおっしゃっていましたが、それをエラーが起こりそうだったら適宜言語変換を行って実行してくれるところ。これを僕は「曖昧さ」として捉えました(解釈違うかもですが)
今までのプログラムはエラーがあったら止まってしまうのです。その先はありません。(真っ赤なエラーログ見て解消してあげないと動かない)
ですが自然言語プログラムは止まりません。自分で適宜変換して進み続けるんです。
これってつまり、自然言語プログラムってほぼ現実に存在する人間じゃんと思いました。その人間に指示ができるってことは自分たちがせっせと書いているプログラミングでやりたいこと(最終的に達成したいGoal)を直接指示できるってことだと解釈しました。
サービスとかも最終的なバックエンドはプログラムで動くのかもだけど、具体的なプログラムはエンジニアはもう書く必要なくて、全部プロンプトエンジニアリングしたAIさえ作ってそれに全部任せちゃえばコーディングなんていらないのでは...ワクワクしてきた。
落合さんのプロンプト使っていっぱい動かしてみよう