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1929年に創刊され、ビジネスを中心に、政治、経済、テクノロジー、ライフスタイルなどを取り扱うアメリカの週間経済誌『Bloomberg Businessweek』から厳選した記事を、NewsPicks編集部が翻訳してお届けします。
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2位は日本のコマツですが、
3位は中国のXCMG,
4位は中国のSany
で、このままいくと、中国勢が1位、2位を取るのもそう遠くは無さそうです。
一方、EVについては、全世界の半分が中国で生産されていて、圧倒的に中国がシェアを握っています。
重機のEV化は明らかに中国メーカーに利するはずで、それは脱炭素のトレンドとかよりも、生産コストの問題で、中国に電池とレアメタルの供給においてコスト上の優位があるためです。
ディーゼルでCO2を最小化するエンジンがあれば、そのほうがライフサイクルアセスメントで二酸化炭素排出量を計算するといいと思うのですがどうでしょう。コストパフォーマンスもきっといいはずです。EV化は流行り物のようなもの。
たとえば、ICTで遠隔的に部品の状況を監視し、適切なタイミングでリビルドプログラムを通じてメーカー自身が摩耗・損傷した部品を新品同様に再生するといった取り組みが、サーキュラー・エコノミーが世界的に叫ばれる以前から行われています。
建機はレンタルやリースでの活用が多く、メーカーに戻りやすい状況にあり、新品製造よりも部品再生の方がコスト的に有利であったことから、企業が自発的に進めてきたためです。
電動化については、利用者のニーズがないと進みにくく、充電設備も含め、メーカー単独で実施しにくい動きが求められる分野ですので、後手になってきたのだと考えられますが、ようやく社会的な要請を無視できない段階になってきたのだと思います。
乗用車はリチウムイオン電池で良くても、バスやトラックは、将来的には燃料電池の方が有利になるのと原理は同じで、建機についても、単なるバッテリーではない方法が主流になるでしょう。
あの、技術指向のテスラをもってしても、Semi(大型トラック)に搭載する電池の重量は数トンでしょう…工事現場であれば、そこに限っての水素インフラの整備も比較的容易だと考えれば、燃料電池による解法に軍配があがるのも時間の問題では?
電動化と言っても、BEV一本足ではなく、燃料電池など、柔軟な思考で捉えないと、無理な横車を押すことになりかねないので注意が必要です。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
欧州は、ルールもありますが、建物・施設内など、内燃機関を避けたい領域もあると思います。