マスク氏「ユートピア」構想、テキサスに町建設
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マスク氏はテキサス州オースティンの50km郊外に24万㎢の土地を購入済みだそうで、品川区くらいですね。
間違いなく値上がりしますから、それだけでも相当に資産が増えるでしょう。
マスク氏は、よくいえば新しい社会をつくりたがる人、
悪くいえば、既存のルールに従うのを嫌う人です。
新しい社会、といっても、教育から医療から電力から警察から小売業から、全てまでを自分の会社で賄うことはできないでしょうから、大都市オースティンから離れ過ぎず、近過ぎず、という位置につくるのでしょう。
位置的には、オースティンとヒューストンの間になります。
そして、テキサスは、米国で最も将来性のある州の1つでしょう。カリフォルニアと互角以上に競えるかもしれません。
町の名前、スネイルブルック(カタツムリ川)の由来となったボーリング社は、石油とかではなくトンネルを掘る会社ですが、今のところ手がけているのは、オースティンの近郊や近くのサン・アントニオですが、テキサス州は、人口ではカリフォルニア州に次いで全米2位、伸び率はカリフォルニア州よりはるかに高いですから、これから都市開発の需要があるのでしょう。先週オースティンにいたのですが、予想を超えたコンパクトシティーで、住むのも仕事するのも全く不便しませんでした。住宅街にいくとみんな犬を連れて歩いていてほのぼの。治安も安定しており、街中にある大きな川もプール的に地元に開放されており、都市でありながら田舎的な暮らしもできるとてもいい街です。
空港だけもう少し国際線や国内線を増やしてほしいものですが、全体としてはテキサス、特にオースティンの成功は間違いなく、まだまだ投資できる場所だと感じました。WSJでよく読まれたランキング上位にあった記事ですね。テスラだけでなくオラクルやHPなど多くの企業が本社をテキサスに移しており、最近のEconomist誌では「Why America is going to look more like Texas」という記事を載せています。
https://www.economist.com/leaders/2023/03/16/why-america-is-going-to-look-more-like-texas
日本ではカウボーイのイメージぐらいしかないかもしれませんが、ダラス、ヒューストン、サンアントニオのトライアングルに加えハイテクのオースティンがあり非常に住みやすい場所でした。そこに「理想の町を作る」というのはいかにもマスク氏らしい発想と思います。ただ、ここにも触れられていますが、水不足問題は深刻で(カリフォルニアのがさらに深刻)毎夏スプリンクラーの制限が出てました(お金持ちはペナルティを払ってガンガン使ってます)。